• 事業デザインとは
    ファッションをデザインする
    ポスターをデザインする

    広告などの分野でポスターやチラシをつくる、あるいはファッション、建築の分野など、未だにデザインという仕事は、眼に見える形や色をどう整えていくかということだけを担当しているようなイメージがあります。

    しかし、本来のデザインという仕事は、まったく新しいことを創造していくというより、もともとあったものを剪定し、まったく新しいものにみえるようにしていく…元々あったかたちを活かしながら前に進むという点で、アーティストのように自分の感性から何かを生み出すという仕事でもありません。

    今、そこにある事業、あるいは店舗に隠れている(見過ごされている)魅力を再発見し、これからのムーブメントに上手く乗せていく…
    あるいはその会社に蓄積されたノウハウを見つめ直し、これからの時代に適応できるようなかたちに再編し、新機軸を見いだしていく…
    そうしたことが武松事業デザイン工房の仕事です。

  • 提案から構築 → 始動へ
    デザイナーとコンサルタントの違いは、後者があくまでも提案するまでを職域とするのに対し、デザイナーは,実際に自らが企画したものを実現する、その現場をコンダクトし、実現するまでを職域としていることにあります。
    その企業を分析し、現業に沿って新機軸をつくりだしていく。また、現業を補完するための,新しいシステムを産み出していく。
    こうしたことから、次の時代への生き残りを実際のものにする。
    さらに、新しくなっていく、その企業のイメージを的確に発信していく。
    そのための段階的な「情報発信」施策を提案し、実行していく。
    企画し、構築し、実現していく。それがデザイナーの仕事です。
     
    武松事業デザイン工房の仕事
    武松事業デザイン工房は、まず、徹底して、ご依頼のあった会社、店舗、商店街などを取材させていただきます。その上で、今日的に読み替えられるポイントを探し出し、新しい事業の「具体的なかたち」を提案させていただきます。
    その「具体的なかたち」は「段階的な提案」になります。「竹に木は接げない」という諺がありますが、急激な変化は、社内外にハレーションを引きおこす可能性も高く、ひいては会社(店舗、商店街)そのものの存続を危うくする場合があるからです。
    まず、石を投げてみる。そして波紋がどう広がり、どういうエコーが返ってくるのか…そうしたものを確認しながら、次を目指す…
    時代の変化が早い時代に、何を悠長なとお考えの向きもあるかもしれませんが、それは「どんな石を投げるか」ということで、対応出来る問題でもあります。
    例えば「なるほど、それは面白そうだ」と思えるような改革なら、人はそれほど苦痛を感じずに、早いスピードにもついていくものです。むしろ、スピードが早いほど、わくわくしてくるはずです。
    実際は、かなりのハイスピードで変化しているが、それをそうとは感じさせない。こうしたことを加味して対応策を立案していく。それも武松事業デザイン工房の仕事です。