POST Y150
必死に隆盛を保っていこうとして、やっと日常があるというのが、実は自然な姿であるということ。70年代前半まで、街の商店では、まだ1日=14時間労働が平均だったということをみても、それは明らかなことです。しかし、高度成長期から80年代末のバブルの中で、20代あるいは30代までを過ごしてしまった私たちは、親たちのそうした苦労を正当に評価してこなかった。もっと上手いやり方があるだろう、もっと楽にできるだろう、そう考えてきたのでしょう。そして今、私たちは親たちも経験してこなかったかもしれない苦境に立たされ、愕然としています。しかし、もう自分たちが前面に立つしかない。私たちのPOST150とは、そういう時代だということができます。